
今日の工具はトルクレンチです☆
自動車のDIYやメンテナンスを行っていると、メーカーが指定する締め付け具合で締めないといけないボルトというものが出てきます。例えば、エンジンオイルのドレンボルトです。車種によって個々の適正締め付けトルクというものがあって、その締め付けトルクで締め付けなければなりません。他にも、ステアリングのセンターナット、オイルフィルター、ホイールナットなど、規定トルクが設定されている箇所は、数多くあります。(厳密にはすべてのボルトに規定トルクというものが存在します)
そんな規定トルクをきちんとしたトルクで締める為の専用工具がトルクレンチです。トルクレンチは、その名の通り規定トルクどおりにボルトやナットを締めるける工具です。
例えばダイアル式のトルクレンチの場合、トルク調節メモリを規定トルクに設定し、締め付けることで、設定したトルク以上の力が加わるとカチッ!っと音が鳴り、それ以上のトルクが掛からないようになっています。カチッ!っと音が鳴ることで、適正トルク(規定トルク)で締め付けることができます。
トルクレンチには、測定範囲(設定可能トルク範囲)があり、一般的なものでは「約30~180Nm(3.06~18.36kgf/㎡)」の範囲で設定できます。
30~180Nmというと、オイルドレンボルトや、ホイールナット、など少し大きな力が必要な部分に適しています。
また、トルクレンチにはデジタル式やプレート式などもあり、特にデジタル式は高価なものになっています。
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Posted at 2012/02/19 01:01:56