RX-8シートについて

世界でただ一台、ロータリーエンジンを搭載する車でしかも４ドア！この得意なレイアウトは世界中にまだロータリーエンジンの愛好者が多く存在する事を証明しています。

４ドアとはいえＲＸ－７からの流れを受け継ぐRX-8(SE3P)は運転すれば「やはりこれはスポーツカーなんだ」と感心してしまいます。

初期のRX-8は車を購入後間もなくシートのみを買い替える人が多かったようですが、現在のRX-8のシートはドイツの有名な椅子メーカー「レカロ社」と共同開発した製品が装備されています。

世界中の多くのスポーツカーに納入実績を持つ同社のシートは車だけではなく、列車・飛行機・家庭用と様々なシートを製作しているメーカーです。

RX-8に採用されているのはスポーツカーに適した乗員の肩までしっかりホールドするバケットタイプ。

中央部が通気性の良いファブリック、サイドは高級感のある本皮となりシートカラーも黒とベージュが用意されています。

RX-8のようなスポーツカー用のシートの特徴は横Ｇに対するホールディングの高さと疲れにくい快適な座り心地です。

もし体に合わず取替える必要がある時はシートの取り付けに詳しい専門店に持ち込み、交換してもらいたいですね。

パーツの選び方からシートのカスタム、改造やドレスアップの手法まで知り尽くした職人が自分にピッタリと来るまで調整して取付けてくれます。

本皮シートは適度な湿度と水分が必要で定期的なメンテも必要です。

愛車とドライバーをつなぐシート末永く大切にしたいですね。