TRD
最終更新日時 2023/03/17
執筆:DIYマスター 河村光男
執筆:DIYマスター 河村光男
TRDとは
TRD(Toyota Racing Development)とは、トヨタの公式チューニングメーカーです。トヨタ車専用設計のエアロやガーニッシュなどの外装品から
シートやフロアマットなどの内装品までトータルでプロダクトしているメーカーです。チューニングメーカーなのでレースシーンでの活動からフィードバックした、いわば性能や品質・デザインを追求した製品が特長です。
トヨタ車オーナーなら、ディーラーなどでカタログを目にした方も多いと思いますが、純正とのマッチングが良く、違和感のないカスタムが施されています。
カスタムパーツの歴史は非常に古く、日本でも有数のカスタムパーツのイベント「オートサロン」や「オートメッセ」でも、TRDのカスタムされた車両が多く展示されています。オートサロンやオートメッセでTRDを知った(美しいカスタムなので記憶に残った)という方も多いと聞きます。
フロントスポイラー
TRDのフロントスポイラーは、スタイリングの良さと性能を両立させた非常に美しいスポイラーです。
例えばGR86などのスポーティーカーの場合、ドレスアップ性の向上と共に
空力バランスの最適化や、構造の最適化が行われています。素材は、紫外線の耐久性に強いPPE製で、PPEはFRPなどに比べるとコストがかかるので妥協がない選定といえます。スタイリングに関しても、車高が25mmダウンすることでスポーティー性が向上します。全長も35mmプラスとやや車がグレードアップしたかのような印象になるといえます。価格面は、50,600円(素地(塗装なし)の場合45,100円[品番MS341-18009-NP])と高価になりますが、間違いない一品といえます。
サイドスカート
TRDのサイドスカートは、フロントスポイラー同様にPPE素材となっており、こちらも品質が非常に高く空力のバランスも考えられたパーツとなっています。
見た目にも車高35mmダウンとスポーティー感が向上しており、フロントスポイラーと共にセットアップしたいパーツです。
リヤバンパースポイラー&ハイレスポンスマフラーVer.R
TRDのマフラーは、GR86の場合、「リヤバンパースポイラー&ハイレスポンスマフラーVer.R」という製品でセットアップされています。
マフラーは、テールエンドが大径化されることによってスポーティーになり、見た目の印象が非常にかっこよくなります。
また、性能面でも排気効率が向上することで高速域での加速性能が向上します。
リアバンパースポイラーは、マフラーと専用設計となっていますのでとにかく見た目が引き締まっています。
車高も10mmダウンとスポーティーになり、迫力満点です。プライスがやや高い点がデメリットかもしれません。
191,400円(素地187,000円)
TRDを自分で取付
TRDのパーツをDIYで工賃なしで取り付けることは可能ですかという質問が多くありました。
パーツだけを発注して、オーナー自らDIYで取り付けるという方法も一般的になってきています
例えば、フロントバンパーの場合は、ディーラーや量販店などで交換する際には、工賃が40000円~と非常に高額になってきます。(車種クラスによって変化します)
フロントバンパーが傷ついて、交換したいけれどパーツ代金と工賃を合わせると非常に高額になるので交換を断念したという声も多く聞きます。
自分でDIYで取付する場合は、パーツをネットオークションなどで発注して、あとは自分で作業するだけなので工賃がかかりません。
時間と作業スペースを確保できる(工具類も)環境ならばDIYで取付も検討してみてもいいかもしれません。
メーカー公式サイト
TRD |
TRD wikipedia |