モデリスタ

最終更新日時 2022/11/26
執筆:DIYマスター 河村光男
執筆:DIYマスター 河村光男
モデリスタとは
元はトヨタの子会社で、トヨタ車やレクサス専門にカスタムパーツなどをリリースするメーカーです。
日本最大のカーイベントであるオートサロンやオートメッセに、大きな展示スペースを用いてコンプリートカーを展示するなど大きな展開を行っているメーカーです。
プロダクトされているパーツは、純正感を損なわずスタイリングをアップさせるような非常に美しいパーツが豊富です。
ラインナップされている車種も、c-hrやハイエース、ハリアーやアルファード、ランドクルーザーにハイラックスサーフなどなど本当にトヨタ車全般といった感じです。
■フロントエアロ

コンセプトとして挙げられている「感性」「創造性」「喜び」というキーワードがすべて当てはまるエアロといっても過言ではありません。
またデザインだけにとどまらず実用性もあり空力設計など、効率を意識されたエアロでもあります。
トヨタ車をカスタムするならまず、その車種のモデリスタのフロントエアロをチェックするのは必須といえます。
■リアエアロ

リアエアロもマッチングはとても良く、後付け感が少ないパーツです。
注意点としては、リアの車高が下がるので駐車場などのタイヤ止めでリアエアロを傷つけないように注意するといった点があります。
■フロントガーニッシュ

モデリスタのフロントガーニッシュはメッキタイプが多く、ほとんどの仕様の車両にマッチングします。
フロント部分のグリル部分に取り付けるタイプもあり、フロントがより引き締まりシャープな印象となります。
■サイドミラー

サイドミラーにかぶせるタイプとなり、スタイリッシュ性が向上します。
DIYの難易度も非常に低い部分となりますので、ご自身で取付しているオーナーも多い部分となります。
■ホイール

大きなパーツとなりますので車両の見た目も大きく変化します。
また大径化することでよりスタイリッシュな印象の車両に仕上がります。
モデリスタのホイールは、他のフロントエアロなどのパーツとの相性が非常によいのでトータルでセットアップすればより統一感のある印象となります。
また実用性としてホイールの軽量化も期待で、ばね下荷重の軽量化にも役立つのでドライビング性能も向上します。
■グリル

グリル周辺にかぶせるタイプのパーツで、他のガーニッシュと合わせて装着することで、より一体感が出てるパーツとなります。
取付はかぶせるタイプとなりますのでDIYでの取付も可能です。
価格もそれほど高くないため入門としてはとても最適なパーツがグリルといえます。
■サイドスカート

再度ステップ部分に取り付けるパーツとなり、横からの車両のスタイリングが向上します。
こちらもほかのガーニッシュと併称することで一体感が向上し全体の印象アップに貢献するパーツです。
それほど高価ではないのでこちらもDIYの入門としては最適なパーツです。
■自分で取付
モデリスタのパーツを自分で取り付けることは可能かという質問が多くありました。
もちろん自分で取り付けることは、可能です。
さらに、工賃(フロントバンパーの場合、安くても40000円~)も節約できるのでメリットも大きくなります。
一般的にチューニングメーカーのパーツは、車両を購入した店舗に相談・もしくはメーカーからショップを案内してもらうということが多いですが、自分でDIYで取り付けることも可能です。
その場合、パーツは量販店やネット・もしくはネットオークションなどを利用することとなります。
モデリスタは公式サイトでオンライン販売はされていないため、楽天などで取り扱いのあるパーツショップからパーツだけで購入するという形になります。
取付に関しては、例えばフロントエアロなら純正フロントバンパーを取り外して、フロントエアロの取付要項書類に従って取り付けることになります。
工具などは必要ですが、フロントエアロの取付程度であれば、個人で作業も十分可能です。
メリットとして、工賃がかからないという点があります。
工賃は、フロントバンパーの場合は、40000円~、アルファードなど大きな車両の場合はそれに伴って工賃も上がります。
モデリスタのエアロ
モデリスタのエアロは、トヨタ専門カスタムメーカーということもあって非常に高い品質でスタイリッシュなものが多くラインナップされています。
近年エアロパーツも品質が上がってきており、粗悪なものは昔に比べると少なくなりましたが、中にはまだ販売されているのも事実です。
こういったモデリスタなどのメーカー系のチューニングパーツは、品質や信頼性については、非常に高いものでマッチングも完璧に近いものです。
それは、純正の車両との相性やメーカー系ならではのノウハウがあるからだと考えられます。
一部、非常に美しいエアロを紹介したいと思います。
実物はモデリスタのショールームを訪れてぜひご覧ください。
モデリスタショールーム
■アルファード
アルファードのエアロです。
非常に人気が高く街中で見かけることもあるパーツです。
完成度は非常に高く、まるで元からドレスアップしてあるかのような印象をうけるエアロです。
さらに、1種類ではなくアルファードだけで数バージョンエアロがラインナップされている点がやはりメーカー系のチューニングメーカーということが感じ取れます。
またこのほかにも、アドバンスドフェイススタイルという、フロントグリルやヘッドライトガーニッシュなどのメッキー素材のパーツもラインナップされています。
●フロントスポイラー![]() |
●サイドスカート![]() |
●リヤスタイリングキットA(リヤスカート+スポーツマフラー)![]() |
●リヤスタイリングキットB(リヤスカート+マフラーカッター)![]() |
■ヤリスクロス
ヤリスクロスのエアロです。
こちらもアルファードのような完成度の高さで、すっきりとした印象です。
ヤリスクロス用のエアロも複数種類があり好みによって選択できるようです。
また、カラードフェンダーのようなもともとの樹脂をボディ同色にするようなパーツもあるようです。
このほかにもガーニッシュもフロントグリル用・ミラー用・ドアハンドル用・リア用と非常にラインナップが豊富です。
ヤリスクロスオーナーなら、必ずチェックしておきたいところです。
モデリスタ ヤリスクロスパーツ一覧
●フロントスポイラー![]() |
●サイドスカート![]() |
●リヤスカート![]() |
●カラードフェンダー![]() |
■シエンタ
フルモデルチェンジしたシエンタ用のエアロもすでにリリースされています。
こちらも非常にスタイリッシュになるエアロです。
画像は、モデリスタエアロパーツセットA(フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスパッツのセット)となります。
ノーマルでは物足りないオーナーもこのエアロなら満足できるかもしれません。

SEIKOコンビネーションウォッチ
車のカスタムパーツをリリースするメーカーですが、なんとあのセイコーとコラボし腕時計がリリースされていました。
カスタムパーツメーカーとしてはおそらく初めて見るラインナップです。
時計には、SEIKOとMODELLISTAのブランドロゴが輝いており、非常に繊細でスタイリッシュな時計のようです。
モデリスタのパーツを愛用していなくても、興味をそそる一品です。

モデリスタ時計
メーカー公式サイト
モデリスタ |
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