トヨタ86のフロントバンパーをDIYで交換
最終更新日時 2022/05/09
執筆:DIYマスター 河村光男
執筆:DIYマスター 河村光男
フロントバンパーの外し方DIY
86のバンパーを取り外す際にまず全体を綺麗にしておきます。汚れを無くすことで取り外した際に傷を防止することになります。 また、バッテリーの-端子も取り外して絶縁しておきます。サイドマーカーがフロントバンパーに埋め込まれていますので配線があるためです。まず最初に上部のクリップを外します。クリッププライヤーなどを使用すると取り外しやすくなります。マイナスドライバーなどでも取り外せます。
次に上部のボルト10mmを取り外します。ボックスレンチなどで時計と反対周りに回して取り外します。
ボルトとクリップを取り外したらラバーのプレートを取り外します。
ラバーのプレートを取り外したらタイヤハウスの作業へと移ります。
まずクリップを取り外します。クリップはプラスのドライバーなどで中心を回して取り外します。
クリップを取り外したらサイドマーカーをマイナスドライバーなどで手前に引き出します。傷防止のためにマイナスドライバーは保護テープなどを巻き付けておきましょう。
サイドマーカーを手前に出したらカプラーを取りはすして配線を取り外します。
カプラーを外したら、クリップを取り外します。タイヤハウスにもクリップがまだ残っているのでこちらも取り外します。
タイヤハウスの次は下側の作業です。クリップがいくつかありますのですべて取り外します。
全体がクリップで止められています。
ここまで取り外せたらあとは全体を取り外すのみです。傷防止のために毛布などをしいて、可能ならば2人で左右に分かれ作業します。
2021年フルモデルチェンジ ZN6→ZN8へ 車名もGR86に
86といえばトヨタAE86を思い浮かべる方も多いと思いますが、令和の現在では2012年に登場したモデルを思い浮かべる方も多いと思います。
2012年の86は、もともとはAE86の復刻のような形でライトウェイトスポーツモデルとして設計されデビューしました。
マンガのイニシャルDで藤原匠が乗っていた事などで絶大な人気を誇るAE86と同じようなコンセプトで、自分だけの一台を楽しみながら育てるスポーツカーとして発売されました。
デビュー当時、モーターショーなどで一番の目玉車種として売り込まれていた車種となります。
また、トヨタのチューニング部門のGRによる専用チューニングを施したGR86も登場しました。GR86は、専用の足回りやLSD、排気系などエンジンはそのままに周辺パーツを強化した専用設計モデルとなります。
さらにその上にGRMN86も存在しこちらは、エンジンもチューニングされており、219馬力に出力アップが図られています(もちろんサスペンションなどのパーツ類やボディ剛性の強化など細部に至るまでチューニングされています)。
そんな平成版86も、デビューから9年目の令和3年にフルモデルチェンジとなりました。先代モデルの課題であったトルク不足のタイミングなどを改善し、
加速性能やレスポンスも向上させエンジン出力が235馬力トルクが25.5kgf/mへとパワーアップしました。
また速く走るうえで非常に重要なボディ剛性も前モデル比で50%向上を図りました。
おもしろい点として、ATモデルにスバルのアイサイト(※)が採用された点です。トヨタ車なのにアイサイトが採用される、これはスバルと共同で行っているからこその装備です。グレード | 内容 |
RC | トランスミッションがマニュアルのエントリーグレード。主にレースシーンでの使い道を考えられたグレード。装備や使用も必要最低限で、一からパーツを取りそろえる為のグレードといえます。 |
SZ | 一般的なグレードです。MTとATが選択できATにはアイサイトが備わっています。タイヤもアルミホイールとなっており、日常に使うには十分な仕様です。 |
RZ | 最上位グレードです。18インチアルミホイールが採用され、オーディオも8スピーカーにアップグレード。シートもスエード×本革の高級タイプとなっており、ブレーキパッドやペダル類も強化されたものが備わっています。 |
86の中古車一覧(カーセンサー)
メーカー公式サイト
トヨタ GR86 メーカー公式 |
GRMN86【トヨタ】 |
取り外し方法動画
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