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ハイエース トーションバーの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ハイエース トーションバーの交換

ハイエースにはワンボックスカーの定番ともいえるフロントはトーションバー式ダブルウィッシュボーンとリアはリーフリジットというサスペンションをもっています。

ダブルウィッシュボーンは荷物を積んだ時の強度と省スペース性を兼ね備えたサスペンション構造でコイルスプリングを使わずに直線棒のねじれを使ったトーションバースプリングを使用しているのでコイルスプリングが通るような大きなアッパーアームを必要としないのでフロントサスペンション回りにあまりスペースがないワンボックスカーなどでは良く使われる構造です。

元来、ハイエースの様なワンボックスバンのサスペンションは、最大積載量である1トンであったり850kgを積載した時でも問題なく走れるような設計になっています。

荷物を積むための車なので当たり前ですが、逆に荷物を積んでいない空荷の時は非常に硬く、ちょっとした凸凹でも簡単に跳ねてしまいます。

一般的にサスペンションをチューニングするとなるとバネレートを高める方向に行きますが、この様な理由でハイエースの場合は普通とは逆にバネレートを若干低くしたトーションバーを取り付けて空荷、あるいは重量の軽い積載時の時などの乗り心地を良くするという方法をよく取ります。

しかし一般的なコイルスプリングのサスペンションをもつ車と違ってコイルスプリングを交換するという方法ではなくアッパーアームの付け根に取り付けられているトーションバーを交換する事になります。

トーションバーは、アッパーアームからフロアの中ほどまで伸びる長い棒ですので交換自体は簡単ですが、取りまわしがかなり困難で特にハイエースの助手席側は燃料タンクがあるために容易に取り外しができません。

更にかなり力が必要になるので広いスペースで確実なジャッキアップ環境を整えた方が良いでしょう。




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