ウィッシュ20 シフトパターンの変更

ウィッシュ20には全グレードにCVTミッションが装備されています。

CVTは原付バイクと同じ構造の無段階変速のトランスミッションで一定の範囲内であればどんなギヤ比も作り出す事ができます。

車用のCVTは本来省燃費の為に作られたもので、エンジン回転数をほとんど変えずにスピードを上げていくことができるので無駄なアクセルワークによる燃費の向上に役立っています。

原付バイクの様な受動的な変速とは違って能動的にギヤ比を変更できるウィッシュ20のCVTの機能を使って無段階変速がメリットのCVTにあえて7速シフトの変速をさせる機能が付いています。

正確にいえば7速ミッションの様にCVTのギヤ比を固定する事ができる機能があるという事ですこのCVTにはDレンジの他にセレクターレバーを前後させてシフトチェンジさせる機能が付いています。

ウィッシュ20はスポーツ走行をするような車ではないのでまめなシフトチェンジが必要かどうか分かりませんがそれを使う事もあると思います。

そのシフトはレバーを前に倒すとシフトアップ、後ろに倒すとシフトダウンというシフトパターンになっていますがこれが実際に運転しながら操作してみると非常に操作しづらい事に気が付きます。

シフトアップする時というのは加速途中という事で体には後ろ方向への加速Gがかかっています。

それに対してセレクターレバーを前方向に動かすというのはいささか無理があり、シフトダウンの時でも然りです。

そこでそのシフトパターンが逆になるよう変更してみましょう。

売られているパーツはケーブルの様なものでそれをウィッシュ20のシフト周りにある配線にかませるだけでシフトパターンを変更する事ができます。

このシフトパターンであれば自然なシフトチェンジができるようになるのではないでしょうか。