ウィッシュ10系 ボンネットの交換

ウィッシュ10系は、車両重量だけでも1.4トンにもなり、それに定員重量と積載重量を足した実際に使用している時に近い車両総重量は1.8トンぐらいになります。

そのボディを155psのエンジンで走らせるとなるとやはり軽快感というかきびきびとした走りは出来ないのは当然です。

かといってウィッシュ10系の車格やエンジンの特性上、劇的なパワーアップは望めないので逆に重たいボディを軽くしてみましょう。

軽量化には色々な手段がありますが、効率の良い軽量化ポイントとしてよくスポーツカーなどでも取り入れられているボンネットを軽量化してみましょう。

なぜボンネットを交換すると効率が良いかというとウィッシュ10系のボンネットはフロントタイヤの真上くらいから前端まで続いています。

フロントタイヤより前方のフロントオーバーハングの軽量化は、特にコーナーリング中の慣性モーメントの減少により素直なハンドリングになります。

特にFF車のウィッシュ10系においてはかなりフロントヘビーな車になっているのでその効果は特にはっきりと現れるでしょう。

形状はノーマルと同じでよいのですが材質はノーマルがかなり重い鉄で出来ているのでそれよりも軽い材質のFRPかカーボン樹脂製のボンネットが良いでしょう。

交換作業はヒンジのボルトを緩めて付け替えればよいだけなのですが、ボンネット自体大きなものなので出来れば二人以上で作業する事をお勧めします。

更に高速走行時の突発的な事故を防ぐため必ずボンネットピンを装着する事も忘れないでください。