ウィッシュ10系 ヘッドランプの改造

ウィッシュ10系のヘッドランプは比較的面積が大きくその中にヘッドランプのハイビーム・ロービーム、ウィンカー、ポジションなどが埋め込まれています。

ドイツ車などに多いのですがヘッドランプボディ内にポジションランプやデイライトの代わりとしてLEDが埋め込まれているものをよく見る事があります。

ヘッドランプボディの下側に直線状に光るものやプロジェクターレンズの回りをぐるりと囲むように光っている通称「イカリング」とよばれるものなど個性のあるヘッドランプがとても印象的です。

そこでウィッシュ10系にもそのイカリングやアイラインの様なLEDを取り付けて個性を出してみましょう。

アイラインの様なものはレンズの外側から直線タイプのLEDテープを取り付ければ再現できますがイカリングやそれ以外にもヘッドランプボディ内の色を変えるなどの作業をする時にはウィッシュ10系のヘッドランプボディからレンズを取り外さなければなりません。

レンズは、クリップやネジで取り付けられている訳ではなく防水性のあるブチルゴムという粘着性のあるゴムで取り付けられています。

そのレンズを外す作業の事を「殻割り」と呼びますが高温で柔らかくなるブチルゴムを外すためにヘッドランプボディ全体をまんべんなく高温状態にする必要があります。

段ボール箱にドライヤーを差し込んで温めるといった方法が一番身近なやり方ですが暖め過ぎはレンズの曇りや樹脂部分の溶解などの原因になるので注意が必要です。

殻割りが出来たら後は好きなように内部を加工して、元と同じようにブチルゴムで接着すれば完成です。

但し、光モノには保安基準がありますので色や明るさなど十分考慮した上でウィッシュ10系のイメージにあったものを作成しましょう。