ウィッシュ10系 サンシールドフィルムの貼り付け

ミニバン車なのにスタイリッシュで流れる様なスタイルをもつウィッシュ10系は見た目のデザインだけでなく、実際に空力特性にも優れています。

スポーツカーの様な低いフロントノーズに傾斜のきついフロントウィンドウ、ミニバンながら全高の低いボディーがそれを裏付けています。

ウィッシュ10系の傾斜したフロントウィンドウは、視界をよくするのと共に室内空間の圧迫感をなくすために有効ですが、実際にウィッシュ10系の運転席に座ってみるとドライバーの頭のところぐらいまで伸びているので太陽に光をまともに受けてしまいます。

それを防ぐにはサングラスなどをかければよいのですが走行中に急に眩しい状態になるたびに準備するのは面倒くさいものです。

そこでフロントウィンドウにフィルムを張ってしまいましょう。

フィルムといってもセカンドシートの両脇やリアゲートの様なガラス面全体に張り付けるフィルムとは違いフロントウィンドウの上端を数センチ分だけにはるサンシールドフィルムです。

保安基準では基本的にフロントウィンドウに検査標章や定期点検の標章など以外は何も貼り付けてはいけない事になっています。

しかし、フロントウィンドウの縦の長さの20%以内で透過率が70%以上あるものであれば例外的に認められています。

今回取り付けようとするサンシールドフィルムはこの条項にあたり保安基準適合という事になります。

サンシールドフィルムの貼り付け方は普通のウィンドウフィルムと同じように内側から水貼りする方法をとり比較的簡単ですがウィッシュ10系の場合、ルームミラーやオーディオのフィルムアンテナがあるのでルームミラーを取り外す作業やフィルムアンテナを傷つけない様な気遣いが必要になります。

ただ、サンシールドフィルムを貼り付けた場合、検査員やディーラーの見解によって保安基準不適合とされる場合もありますので車検の時はなるべく剥がした方が良いでしょう。