NBロードスター スーパーチャージャーの取り付け

NBロードスターは、軽量コンパクト、素直なハンドリングでオープンライトウェイトスポーツの楽しみを存分に楽しむ事ができる数少ない車です。

エンジンは、アクセルペダルに素早く反応するレスポンスの良さを出すためにあえてNAエンジンとしクセのない走りを実現しました。

NBロードスターの末期のころにロードスターの歴史上初めてターボモデルが限定車として発売されましたが、NAモデルとのパワーの差がわずか12psとあまりタービンの恩恵を受けていないエンジンでした。

現在の車のパワーを見るとリッターあたり100psは当たり前の世界でタービンを搭載したエンジンではリッター200psも簡単にたたき出してしまう中、ターボ付きでも172ps、NAでは160psというパワーでは物足りなく感じてしまいます。

そこで比較的簡単にパワーアップする事ができる過給機、それもレスポンスを犠牲にしづらいスーパーチャージャーでNBロードスターにパワーを与えてあげましょう。

スーパーチャージャーはスロットルバルブとスーパーチャージャーの位置関係から上流式と下流式に分ける事ができます。

一般的なスーパーチャージャーキットとして売られているものは上流式というものでスロットルバルブを通ってからスーパーチャージャーで圧縮する方法をとっており気になる音と素直なレスポンスが実現できるようになっています。

パワー的には200ps近くまで期待できますが、それよりも低回転からモリモリとわいてくるトルクは癖になりそうです。

NBロードスターのスーパーチャージャーはキットとして発売されているものが多いのである程度の腕があれば自分でも取り付ける事は出来ますが、やはり燃調やその他のパーツの見直しなども含めて考えれば、チューニングショップで作業してもらった方が良いと思います。