>> BR-Z |
|
![]() |
BRZの制動距離が晴天時よりも雨天時のほうが伸びてしまうことは有名な話しですが、雨天時の危険性は制動距離が延びてしまうことだけではありません。 雨天時に高速道路などを走行しているときに、タイヤのトレッド面と路面との間に水の膜ができてしまうことで、ブレーキが全く効かない状態になってしまうことをハイドロブレーニング現象といい、非常に危険な状態になってしまうことがあります。 さらに、BRZのブレーキパッドとブレーキローターとの間に水の膜ができてしまい、ブレーキの効きが悪くなってしまう現象をウォーターフェード現象といいます。 BRZで高速道路などを長時間運転しているときには、あまりブレーキをかける機会がないかもしれませんので、ときどきブレーキパッドとローターの間の水をとるように意識して、軽いブレーキを当てるようにすると、いざという時にしっかりとブレーキを利かすことができるようになります。 BRZの雨天時の走行では、通常よりも危険性が高まりますので安全を意識した運転が必要なのは当然ですが、タイヤと路面の隙間の水やブレーキパッドとブレーキローターの水の膜を意識した運転をすることで、より安全に走行することが可能になります。 このように、悪天候時の運転テクニックやブレーキテクニックは、ハイドロブレーニング現象やウォーターフェード現象になるかもしれない、という危険性に対する意識が最も必要なテクニックになります。 |
|
純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD