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BRZに取り付けるためのブレーキパッドを調べていくと、「ノンアスベスト」と「メタル入り」の違いがあることに気づきます。 ノンアスベストタイプのブレーキパッドは、磨材と樹脂が混ざったものを圧縮して作られているもので、耐熱性は低くなってしまいますが、スチールなどの金属が少ないのでブレーキローターへの負担は少ないのが特徴です。 また、ブレーキパッド自体の熱伝導率が低いことから、ブレーキキャリパーの温度が上がりにくいのでペーパーロック現象(ブレーキフルード中に気泡ができて効きが悪くなる現象)も起きにくいとされています。 BRZの純正品にもノンアスベストタイプのブレーキパッドが採用されていますが、制動能力などの機能的な面ではメタル入りに劣るとされています。 これに対してメタル入りのブレーキパッドは、スチールなどの金属が含まれた磨材を高温・高圧のもとで作成されたもので、制動性が優れる一方でブレーキローターの負担は大きくなります。 また、金属の特性上熱伝導率も高くなりますので、ブレーキキャリパーの温度が上がりやすいことから、ペーパーロック現象が起きにくいブレーキフルードへの変更なども同時にしておくと安心です。 BRZでのスポーツ走行を頻繁に行う場合で、ブレーキフルード交換などのメンテナンスができるような場合であれば、制動力の高いメタル入りのブレーキパッドをBRZに使ってみるのも良いのではないでしょうか。 |
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