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BRZ冷却系を理解しよう!【ウォーターポンプ】 |
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BRZの高回転型の水平対向エンジンを大切に使いつずけるためには、冷却系統を理解することが大切ですが、さまざまなパーツの役割によって暖気運転を早めたり、一定の水圧を維持したりしています。 しかし、BRZのエンジンを冷却するためには、これらの冷却水の経路があっても、水の流れがないことには上手く冷却機能が発揮できません。 水冷エンジンの冷却系統では、BRZのエンジンの回転を利用して強制的に水の流れを生み出していますが、その役割を果たしてくれているのが「ウォーターポンプ」という部品になります。 ウォーターポンプの形状もいろいろとありますが、一般的には円盤状の板に羽が何枚か取り付けられているもので、BRZのファンベルトや車種によってはタイミングベルトなどで動力を受けています。 このウォーターポンプ自体の故障は比較的少ないと思われますが、冷却水に使用されているクーラント液の交換を怠っていた場合などは、ウォーターポンプの羽の部分が錆びてエンジン内部に循環してしまったりすることはあります。 また、高年式のクルマの場合では、ウォーターポンプとエンジンとの接合部には液体ガスケットが使用されていることが多くありますが、そのシール部分から水が漏れてくることもあります。 BRZのエンジンにとってオイル交換も重要ですが、定期的なクーラント液交換が必要だとされるのは、交換工賃が高額になってしまうウォーターポンプを壊さないためでもあります。 |
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