BRZオイルパンのネジ山を潰さないで

BRZのエンジンオイル交換を初めてするような場合に、気を付けなければならないことの一つに、オイルパンのネジ山をつぶさないように気をつけることがあります。

ソケットレンチなどで初めてBRZのドレンボルトを緩めたり締めつけたりするときに、「どの程度の力で締めたらいいか？」が分からない場合があります。

BRZにあるすべてのネジには既定の締め付けトルクというものが定められていて、既定の締め付けトルクで締め付けができる「トルクレンチ」という工具もありますが、最初にオイル交換をする場合にはないケースの方が多いでしょう。

その場合に、あまりに強い力でドレンボルトを締め付けてしまうと、オイルパンのネジ山が潰れてしまい、しっかりとドレンボルトを固定することができなくなってしまいます。

BRZの整備にも慣れてくれば、自分の感覚でドレンボルトを締めつけてもオイルパンのネジ山をつぶすことはめったにありません。

最初は、ドレンボルトがどの位置で固定されていたかをドレンボルトとオイルパンにマークしておいたりする方が安心して作業ができると思います。

ドレンボルトを締め付けるときには、ドレンボルトのマークとオイルパンのマークが一致するところまで締め付ければよいことが分かっていれば、より安心して作業ができるようになります。

このマークで使用するマーカーの色は、白や黄色などの明るめの色の方が確認しやすくて見失うこともないでしょう。