>> セレナC26 |
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C26セレナに乗る上で何がなくてもまず最初に行いたいチューニングがブレーキ回りです。 FFのC26セレナで車両総重量2080kg、四輪駆動にもなると2170kgの超重量級であるこの車はエンジン出力も147psを控えめながら、四輪ディスクブレーキを備えているとはいえストッピングパワーも控えめ(?)に作られています。 エンジン出力は非力だとしても安全性にあまり問題はありませんが、制動力に関しては安全運転に大きく関わるところですのでぜひとも対策したいところです。 C26セレナのブレーキシステムは四輪ディスクブレーキでフロントローターは一応ベンチレーテッドディスクになっていて対フェード性能を高めていますが、フェードの事よりも何よりも増して制動力が低すぎます。 普段通勤などで、ドライバー一人で乗るには良いのですが休みの日に家族総出で荷物も満載の正にトラック状態ではいくらブレーキペダルを強く踏んでもなかなか止まってくれません。 初期制動が強く出るのドライバーが遠慮がちにブレーキペダルを踏んでしまうという事も原因の一つですが、やはり全体的に制動力を上げる必要がありそうです。 ストッピングパワーを上げるには、まずは手軽なところでブレーキパッドの交換をするのが常套手段ですが、効きが良いからといってスポーツ走行用に交換するのはやめましょう。 スポーツ走行時とC26セレナでの走行時ではブレーキローター温度がかなり違うのでかえって効きが悪くなってしまいます。 重量級のミニバン専用のブレーキパッドに交換しましょう。 続いて行いたいのがブレーキローターとブレーキキャリパーの交換ですが、C26セレナ用には販売されていないので交換は無理なようです。 C25であれば他車の流用などができますがC26セレナの場合はまだそのような情報はないようです。 後は、ブレーキラインとブレーキフルードで耐久性やタッチを良くするくらいのチューニングしかできませんが、まったくのノーマルと比べるとかなり良くなります。 |
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