C26セレナ ショックアブソーバーの交換

ドライバーはさて置き、セカンドシートやサードシートに座っている人を最優先として考えられたC26セレナの様なミニバンタイプの車は、操縦安定性よりも同乗者が感じる乗り心地や居住性を一番大事にされています。

C26セレナの様なファミリーカーを購入する場合、運転するドライバーよりも奥さんや子供などの家族の意見によって購入する車やグレードなどが決定される事も多く、それに対応するかのように自動車会社もその意見に反映される様な車づくりや販売戦略をとっています。

そのおかげで運転に関する運動性能や操縦安定性は二の次に考えられておりコストの掛け方も内装やデザインにかけるよりもかなり制限されているようです。

エンジンもそうですが足回りにもそのしわ寄せがきており、重量級のボディーがどんな道でも乗り心地良く走れるような比較的やわらかいセッティングになっており、アメ車の様なフワフワ感はないものの人によってはそれが車酔いの原因にもなっているようです。

それを防ぐためには足回りを少し硬めのするのが良いのですが、かといってガチガチのスポーツカーの様にする訳にはいかず乗り心地を成るべく悪化させない様な工夫が必要になって来ます。

足回りは、基本的な設計やスタビライザーの様な補機類を除いて、バネとショックアブソーバーの二つで構成されていますが、バネのレートを上げて硬くすると乗り心地に直に影響を与えてしまうのでバネはいじらずにショックアブソーバーを少し硬めるという作業をおすすめします。

C26セレナ用にいろいろなタイプのショックアブソーバーが売られていますが減衰力をダイヤルなどで調整する事ができるショックアブソーバーがいろいろな状況にあわせて減衰力を変更する事ができるので大変便利です。

交換作業は、C26セレナの場合それほど難しくはないのでDIYレベルでも十分対応できると思います。