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RX-7LSDの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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RX-7LSDの交換

RX-7は、フロントミッドシップというエンジンレイアウトをもっていますが、基本的には、フロントエンジンにリア駆動というFRと同じ構造をしています。

FRの楽しみは、何といってもアクセルコントロールでコーナリング中の姿勢を制御できる事で、アクセルペダル一つでアンダーステアにもオーバーステアにもする事ができ、FFやAWD車にはない、ある意味トリッキーな運転ができる事ではないでしょうか。

この様なハンドリングを味わうには、駆動輪に取り付けられているデファレンシャルギアの存在は大きく、このデフの構造によってハンドリングの性格が大きく左右されます。

ノーマルのRX-7には、複数のギヤを組み合わせて差動制限をするトルクセンシング式LSDが取り付けられています。

トルセン式LSDは、比較的強い作動制限力を発揮しますが、効き方がマイルドでまたいやな騒音もあまり出さないのでRX-7の様なスポーツタイプの車に標準で取り付けられる事が多いLSDです。

これは、あまり車の運転を得意としていない方でも無理なく安心して使えるようにという事でトルセン式が採用されているのですが、ある程度の楽しい走りをするのであれば、メリハリが無く差動制限力の限界も低いノーマルのトルセン式LSDでは少々物足りなさを感じてしまいます。

この様な場合は、もっと差動制限力が強くメリハリのある効き方をする機械式LSDに交換する事で対処できます。

機械式LSDは、中に複数のクラッチ板を備えたLSDで、ギヤの歯面抵抗を利用したLSDとは違い、クラッチ板を密着する事によって差動制限効果を発揮するので強力なロックが可能になっており、エンジン出力がある車でも十分な性能を発揮します。

RX-7に取り付ける場合には、デフケースのマウントにゴムブッシュが使われており、デフケースのよじれからPPFにクラックが入る可能性があるので、デフマウントも強化品に交換する必要があります。




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