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RX-7エンジンマウントの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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RX-7エンジンマウントの交換

RX-7に搭載されている13B型に代表されるロータリーエンジンは、レシプロエンジンの様な上下運動するピストンの動きを回転へと変換しているのではなく、ローターの回転運動を回転運動として利用しているので、エンジンの回転方向とは逆の方向に回ろうとする力がレシプロエンジンより強く働いています。

その回ろうとするエンジンをRX-7のエンジンルーム内で支えているのはエンジンマウントというもので一般的には硬質ゴムで出来ています。

ゴムで出来ているのには理由があって、エンジンから発生する振動やノイズからくる微振動を軽減し、乗っている人にその振動を感じさせない事や動きまわるエンジンを支える事ですが、意外と知られていないのが常に外力の影響を受けているボディーの変形からエンジンを守る事です。

エンジンをボディーに直接取り付けてしまうとボディーにかかる力がエンジンにも掛かってしまい、エンジンそのものにクラックが入る事があります。

この様な事からエンジンを守ってもいるエンジンマウントですが、ノーマルのRX-7のものはやはり振動が伝わらないようにすることが優先で柔らかいゴムで出来ているため、アクセルのオンオフやコーナリング中の遠心力などで思った以上にエンジンはエンジンルーム内で暴れています。

これによってエンジンに直結しているミッションも動き回りシフトミスやギヤの入りが悪くなったりすることもあり、特にハイパワーのRX-7でアクセル全開やハードなコーナーリング、強力なエンジンブレーキなどを多用する運転をするとそれが顕著に表れます。

更に、回転する力が吸収されてしまうため、アクセルのオンオフ時のレスポンスの悪化に繋がってしまいます。

それを防ぐためには、エンジンマウントを更に硬い硬質ゴム製の強化エンジンマウントに交換したり、ウレタンやジュラコンなどの多少伸縮性のある硬質の素材で出来た強化エンジンマウントに交換する事で可能となります。

但し、ロータリーエンジンは振動が比較的少ないですが多少なりとも振動などが増えるので妥協する事も必要になってくるでしょう。

強化エンジンマウントはエンジン自体の保護も兼ねているので硬い金属性のものは車を傷める事もある事をなるべくなら避けた方が良いと思います。




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