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RX-7フルコンピュータの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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RX-7フルコンピュータの取り付け

RX-7のエンジンを制御しているECUには、2つのものが存在しています。

「アンフィニ RX-7」から「マツダ RX-7」へと名前が変更された1996年1月のマイナーチェンジ(4型)の際に従来の8bitから16bitCPUをECU内に搭載するようになりました。

これによって細かな制御を高速に処理できるようになり、最大出力も265psへと向上させました。

この出力アップは過給圧のアップによるところが大きいですがそれに伴った16bitECUによる素早い燃料調整の制御があった事も外せません。

この様に技術の向上と共に自動車のほとんどの制御・管理がたった一つのコンピュータによるものとなり、このコンピュータの処理能力や内部のデータの良し悪しによって車の性能が左右されていると言っても過言ではありません。

従って、パワーアップやエンジン特性を向上させるにためには、このECUの性能や各種データを書き換えることで簡単に変更する事ができるようになったという事が言えます。

いろいろなチューニングメーカーからは、RX-7用にパワーアップ向けのECUが発売されていますが、大きく分けて2種類のものが発売されています。

一つはECU自体は純正のECUを使い、その中の各種データを書き換えるもので、一般的なチューニングレベルであれば十分に対応できます。

もうひとつは、フルコンピュータというもので純正のECUを取り外してフルコンピュータに置き換えて使用するもので、純正ECUより処理能力が高いものが多く、タービン交換やそれ以上のフルチューンのRX-7であればこちらの方が良い結果が得られます。

フルコンピュータのよい所は、専用のクレードルを使えば、誰でもフルコンピュータ内のデータを書き換えができる事で同時にインジェクター開度や点火時期などをリアルタイムでモニターできる機能もあります。

しかし、データの書き換えが簡単にできると言ってもそのデータを理解するのにかなりの知識が必要になり、下手に書き換えてしまうと取り返しのつかない状況になる事もあるのでそこの部分は専門のチューナーの力を借りることになります。




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