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RX-7ブレーキの移植 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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RX-7ブレーキの移植

RX-7には、16インチのベンチレーテッドディスクのディスクブレーキが採用されており、フロントは対向4ポッド、リアはシングルピストンのフローティングキャリパーで軽量なボディーを確実に止める事ができます。

走る場所にもよりますが、街中を走る程度であれば十分な制動力をもっていますが、これがいざサーキットともなると制動力よりも熱によるフェードやベーパーロック現象が心配で、まともに走る事もできません。

仮にパッドをよいものに交換したとしてもフェードには強くなりますが、根本的な熱対策にはなりません。

そこでサーキットを走る人は必ずと言っていいほどブレーキシステム全体の見直しをする場合が多く、キャリパーからローター、パッドやブレーキラインまで交換している車も珍しくありません。

しかしこの様なブレーキシステムを全て強化品に交換するとなるとかなり高価な買い物となってしまい、そうでなくても燃費があまりよくないロータリーエンジをつむRX-7の場合、ガソリン代がかさむので簡単に導入するのは難しい事だと思います。

そこで安価で信頼性のある純正パーツの流用をしてブレーキ回りを強化してみましょう。

実はRX-7には、標準の16インチのブレーキシステムの他に17インチのブレーキシステムをもったグレードがあります。

これは、最終型の「スピリットR」というグレードのみに搭載されたもので現在16インチのブレーキシステムをもっているRX-7であれば簡単に取り付ける事ができます。

絶対的な制動力を見れば、社外品の高級なものにはかないませんが、耐久性や冷却性、安定性などは16インチに比べるとかなり向上させる事ができます。




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