ワゴンRスティングレー　ブーストコントローラーの取り付け

環境汚染やエネルギー問題が騒がれている現代で貴重な存在となったターボ車も選べるのがワゴンRスティングレーです。

一般的に燃費が悪く排ガス規制も気になるターボ車より燃費が良くそれなりのパワーがあるNA車の方に注目が集まりがちですが、小排気量のワゴンRスティングレーで車の流れに乗るためにはやはりタービンの力を借りなければなりません。

ターボエンジンは、排気ガスの圧力でタービンを回し、その回ったタービンで空気を圧縮する事により強制的にシリンダーに空気とそれに見合った燃料を送り込みパワーを稼ぐ構造ですが、その空気の圧力によって稼げるパワーが変わって来ます。

それがブースト圧とか過給圧とかいうものでその過給圧を上げることによりパワーアップさせるのがブーストアップです。

このブーストアップするのに必要な電子機器がブーストコントローラーというものでアクチュエーターにいく圧力を調整して過給圧を上げる仕組みになっています。

ブーストコントローラーは、電子式と機械式がありますが機械式はほとんど使われなくなり、現在主流のブーストコントローラーは電子式のものになります。

ワゴンRスティングレーは、約80～90KPa位の過給圧になるとブーストカットが入るのでそれより低い過給圧であればブーストコントローラーだけあれば簡単にブーストアップできます。

ワゴンRスティングレーの場合、これ位の過給圧であれば特に燃調をセッティングしなくても大丈夫と言われていますが、念のためサブコンなどで燃調を取っておいた方が良いでしょう。