>> ワゴンRスティングレー |
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ワゴンRスティングレーには、初代ワゴンRから代々使われているK6Aエンジンが搭載されています。 ワゴンRスティングレー以外にもワゴンR系やジムニー、アルトなどのスズキの軽乗用車からエブリィなどの商用車などにも採用されておりスズキの軽自動車の中心的なエンジンになっています。 このエンジンはブローバイガスが多く出る事で有名なエンジンで、インテークパイプ内にブローバイガスによって運ばれてくるエンジンオイルがべったりくっついている事も少なくはありません。 そもそもブローバイガスは、小排気量でシリンダーの数が少なく、クランクケースの容量も小さいエンジンがでやすいので、それらのすべての条件の合致するワゴンRスティングレーのK6Aエンジンはブローバイガスがでやすいという事になります。 ブローバイガス自体を減らす事はなかなかできませんが、そのブローバイガスのよる吸気系統の汚れを極力除く事は可能です。 その手段がオイルキャッチタンクです。 オイルキャッチタンクは、もともとは競技用部品でエンジンブローした際にエンジンオイルを撒き散らさないようにするものですが一般的にはブローバイガス内のオイルを分離するオイルセパレーター的な理由で使用する事がほとんどです。 ワゴンRスティングレーのものは、シリンダーヘッドにあるブローバイガス取り出し口からインテークパイプに戻るようにホースが配管されており、再度吸気に混ぜてそのブローバイガスを燃焼させるようにしていますが、その配管の間にオイルキャッチタンクを取り付けることによってブローバイガス内にある気化されたエンジンオイルや吹き上げられたエンジンオイルをオイルキャッチタンク内部で液化して分離する事ができます。 取り付けに関してはホースを配管するだけなので簡単ですが間違ってもブローバイガスを大気に放出しないようにしましょう。 |
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