>> FT-86 |
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FT86が、将来的にオープンモデルとして設定できるように、意識してデザインされていることが判明しました。 これは、FT86の外形デザイン総括者であるトヨタデザイン部の古川高保グループ長の話です。 古川氏の話によると、FT86にオープンモデルが設定可能なようにデザインしたのは次の理由からです。 アメリカのユーザーは、オープン仕様のクルマに乗りたいという意識が強い傾向があります。 そして、オーナーとなったら、勝手にオープン仕様にしてしまうかもしれません。 それを見越してのデザインだそうです。 FT86は、お仕着せをユーザーに与えるのではなく、ユーザーとともに改良されていくクルマである、というのがコンセプトです。 そのためにも、将来、オープン化の要望があるのを見越して、それにこたえられる設計をしているわけです。 たとえば、サッシュレスドアを採用していることからも、それは分かります。 リアルスポーツなら、サッシュドアにするのが基本です。 サッシュドアのほうが、軽量化が可能だからです。 しかし、オープン仕様を見越しているのなら、サッシュはあり得ません。 そのようなわけで、FT86にはサッシュレスドアが採用されているのです。 キャビンデザインについても、しかりです。 フロントピラー内部線から、リアウインドウ、ルーフへのラインはつながっていません。 リアウインドウとフロントウインドシールドはカプセル状の形になっています。 このことにより、オープン仕様に作りやすくなっているのです。 |
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