アテンザスポーツマフラー

アテンザスポーツの改造にマフラーなどの交換をすることがあります。

マフラー交換の目的は、一般的には、アテンザスポーツのパワーアップが目的であったり、排気音を変更することなどにありますが、交換にあたっては注意点がいくつか指摘されています。

よく指摘されることとしては、交換時のジャッキアップを安全に行うこと、つまり、しっかりとした水平な地盤の上でジャッキアップをし、さらにジャッキスタンドを正しく使用しなければならないことです。

また、エキゾーストマニフォールドなどのように、エンジン側に近い位置にあるマフラーを取り外すときには、熱の影響でボルトやナットの強度が落ちていることが予想されます。

そのため、使用するソケットレンチなども六角形のものを使用する必要があります。

アテンザスポーツのメンテナンスなどで使用される12角形などのソケットレンチでは、六角形のものと比較して、ボルト・ナットへの接触面積が少なくなる分だけ、なめてしまう危険性が高まります。

万一、ボルトやナットをなめてしまったりすると、その後の作業が非常に困難になりますので、潤滑スプレー(CRC)をあらかじめ吹きかけておくなど、慎重にする方がいいでしょう。

アテンザスポーツのマフラー交換の際に、このような熱の影響を受けていると思われるボルトやナットは、ガスケットと同じく新品のものに交換しておくと安心です。

作業自体は難しくないマフラー交換ですが、注意する所もありますのでトラブルなく作業をするようにして下さい。