アテンザスポーツマフラー

アテンザスポーツのチューニングパーツには、エアクリーナーやマフラー、ECU換装など、いくつかのメニューがありますが、なかでもマフラー交換は一般的に多くのユーザーによって行われているようです。

これは、アテンザスポーツに標準で取り付けられているマフラーから社外のものに交換する作業も比較的簡単に行うことができ、交換した後も大きな手間を必要としないことが理由にあげられます。

しかし、高年式の車両の一部では、マフラーが腐食して穴があいてしまったり、さびがひどく進行してしまうケースもありますので、できるだけマフラーを腐食させないような運転をしたいと思います。

アテンザスポーツのマフラーを通過するものは燃焼後の排気ガスだけでなく、燃焼と同時に生成される水も通過することになります。

また、このときの水は純粋な水ではなく、酸性物質を含んだものになり、マフラーを腐食させやすいものとなります。

アテンザスポーツのマフラーが高温に熱されている状態であれば、その水も気化して排気ガスとともに外部に排出されますが、エンジン始動直後などのマフラーが冷えた状態のときにはマフラー内部に残ることになります。

したがって、アテンザスポーツを走行させるのが、近所の買い物などのように短い距離が多い場合には、長い年月を経て腐食させる原因になってしまうこともあります。

マフラー内部からの腐食を防止するためには、ときどきでも長距離走行をして、マフラー内部を乾燥させる必要があります。