アテンザスポーツシフトノブ

アテンザスポーツを購入して、アフターパーツを使用したりして自分のフィーリングに合ったステアリングやシフトノブに交換することがあります。

アテンザスポーツのステアリングの場合は、握ったときのフィーリングやデザインなどを中心に検討すればいいのですが、シフトノブの場合はミッションとの関係で重さに関しても検討する必要があります。

シフトノブの重さは、アテンザスポーツに標準で取り付けられているものは比較的重量のあるものが採用されていますが、可能な限り軽量なものを選ぶ必要があります。

これは、アテンザスポーツのミッション入力側のギアの周速と変速軸のギアの周速を同調させるシンクロ機構に負担をかけないようにするためです。

よく言われることに、重いシフトノブを取り付けているラリー車などでは、走行中の振動によって「ギア抜け」が発生してしまうことがあります。

もちろん、そのタイミングに合わせてクラッチペダルを踏みこんでいるわけではありませんので、ミッションに悪影響があることは分かると思います。

しかし、シフトノブを軽いものに交換すると、操作フィーリングなどは悪化しますが、素早いシフトチェンジをするためには、軽いシフトノブを使いこなす必要があります。

もっとも、そのような条件も考慮されてメーカーも製造しているわけですので、性能・素材・フィーリングなど、どの要素を重点においたシフトノブ選びをするのか？ということを考える必要があります。