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ステップワゴンピラーバーの取り付け ステップワゴンの様なミニバン車の弱点は大きく開いたリアゲートの剛性が弱いという事で、その部分のボディーのゆがみがリアサスペンションの動きを悪くしたり、年式が古いものでは異音の発生の原因になったり、挙句の果てにはボディー全体の剛性を弱めてしまう事もあります。 車のチューニングというものはパワーを上げる事から始めるのではなく、車がもともと持っているウィークポイントを克服していくことが大事です。 ミニバンのステップワゴンにチューニングの理論を当てはめるのも無茶というものですが少なくとも弱点をなくすという事においては正論ではないかと思います。 ステップワゴンのリアゲートのウィークポイントを克服するためには補強パーツが必要になって来ますが、あまりあからさまに補強パーツをつけるのもとんだ勘違いですし、かといって効果の薄いパーツをつけても無駄というものです。 そんな場合に活躍するのがピラーバーと呼ばれる補強パーツです。 ピラーバーとは早い話、リアゲートの大きい開口部に棒を渡して強度を確保しようというもので、サードシートのシートベルトのアンカー部分のボルトに共締めする形で取り付けます。 タイプも色々でただ単に直線的な棒で補強するものやリアゲートの開口部の形状にあわせてルーフ側に沿わすように曲げられているものなどがあります。 強度的にはまっすぐ結合しているピラーバーの方が優れていますが、大物の荷物をラゲッジスペースに積んだり、サードシートを動かす時にあたってしまう事もあり実用的には向きません。 ルーフ形状になっているピラーバーの方は、ルーフの内装ぎりぎりに沿う様に曲げられているのであまり実用的な面ではデメリットはなく、ルームミラーの妨げにもなりませんが、本来のピラーバーとしての効果はまっすぐのものに比べると劣るものになります。 実用で選ぶか効果で選ぶかは、ステップワゴンの使い方次第ですので後で後悔しないようものを選びたいものです。 |
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