>> アクア |
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ところが、グレード“L”に標準の165/70R14サイズのタイヤはヨコハマ自慢の低燃費タイヤ“Blue Earth”で、この仕様なら(エコ運転の)訓練しだいで都内走行で33km/リットルを達成できます(事実、達成したあるテスターがいるのです)。 ただし、このタイヤ“Blue Earth”は明らかに操安性とハンドリングに影響します。このタイヤ、燃費でも操安性でも(それなりの)ドライビングスキルが要求されるのです。 つまり、燃費という環境性能を重視した結果として“Blue Earth”には、“キチンと曲がる/止まる”性能を引き出すには、ドライバーに相当に慎重な運転とエコドライブのための特別なスキルが求められるようなのです。 新型アクアに、普通のトライバーがクルマとしての基本性能“キチンと曲がる/止まる”性能(ここでは普通にと言う意味で)を求めるなら、ツーリングパッケージ(11万250円のオプション、サスペンションチューンも違うとカタログにはある)があった方がいいと思える装備、というのが個人的な意見です。 Blue Earthタイヤ装着 のLグレードで“その気になる(積極的にコーナーを攻めたりする)”と、VSCが効きっぱなしになってしまう可能性も否定できません……。 Gグレードのツーリングパッケージ装着車とLグレードを比べて運転すると、どんな人でも、まったく別のクルマを運転している印象を受けるはずです。 車両価格で30万円以上安いグレード“L”ですが、その代償は少なくありません。 ある意味で、“燃費スペシャル・チューン”と言っても良いかもしれません。 |
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