アクア新型ハイブリッド、トヨタ・アクアの燃費はホントにいい？

トヨタの新型ハイブリッドカー、アクア。ベストセラーカーのプリウスとは異なり、欧州車に多い比較的オーセンティックなコンパクトHB（ハッチバック）車として登場しました。

この新型トヨタ・アクア、昨年12月の発売以来、2012年２月１日現在で、予約を含めた受注が12万台に達しているそうです。これは、当初の販売目標の１年分をほぼ１カ月で達成したことになります。

このトヨタの新型アクアが搭載するハイブリッドシステムは現行トヨタ・プリウスと同じ“リダクション機構付THS II”を採用しています。

ハイブリッド（ふたつ）のうちの一方のパワーユニットであるガソリンエンジンはアトキンソンサイクルを採用した1.5リッター1NZ-FXE型で出力＆トルクは74ps／11.3kg.mを発生します。

これをバックアップ＆フォローする新設計の１LM型電気モーターは61ps／17.2kg.mを発生しています。

システム構成そのものは現行プリウスと同一ですが、パワーユニット全体（バッテリーを含む）でプリウス比40kg 以上の軽量化を果たしたことが新型アクアのニュースですね。

ボディサイズは全長×全幅×全高3995×1695×1445mmとプリウスよりふたまわりほど小さく、車重は1050～1080kgとプリウスに比べて300kg以上軽くなっているのが最大の特徴です。しかしながら室内の広さは犠牲になっていません。大人４人が乗って快適なドライブが可能な空間に仕上がっています。

パワーユニットのコンパクト化が活かされた車体と言えるでしょう。

古典的な説明ですが、自動車にとって、その軽さは運動性能の向上に寄与し、燃料消費率のアップに貢献することは言うまでもありません。