>> フィット |
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フィットは1300ccのエンジンを横置きにしたFF車です。 FF車はフロントのエンジンルーム内にエンジンとトランスミッション、デファレンシャルギヤがあり、燃料タンクを除く重量物が全てフロント部分に集まっています。 その代わりにリヤ側には何もなく軽量になっています。 特にフィットの場合は燃料タンクがセンタータンクレイアウトになっているのでなおさらです。 車の理想的な重量配分である前50後ろ50には程遠く、かなりフロントヘビーになっています。 フロントヘビーになるとフロントタイヤにかかる荷重がブレーキング時に掛かる荷重と合算してかなり強くなりそれによってハンドルを切ってもその重さに負けてタイヤが負けてアンダーステアが出るようになります。 おもむろなアンダーステアは限界走行をしている時ではかなり危険ですのでなるべくなら避けたいところです。 しかし実際にフロント重量を減らすとなるとかなり難しく、細かなパーツで少しずつ重量を削っていくことになります。 中でもエンジンルームを覆うボンネットフードの軽量化は大きなパーツ名だけに効果も高くなります。 通常、ボンネットはボディーと同じ鉄で出来ておりかなり重いのですがそれを軽量な素材、中でもカーボン樹脂で出来ているカーボンボンネットはかなりの軽量化に貢献します。 一般的に出回っているのはウェットカーボンと呼ばれるものでFRPと同様な成型方法を用いて作られています。 それに対してドライカーボンというものもありますがかなり値段が高く一般的には出回っていません。 しかし、ウェットカーボンでも強度は十分ありますし、重量もノーマルボンネットの約半分という軽さですので軽量化にはもってこいです。 |
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