インサイトダウンサスの取り付け

一般の車には無い様な、ハイブリッドカーやエコを前面出している車独特の近未来的なスタイルをもっているインサイトは、ホンダ特有のフロントフェイスと流れる様なフォルムをもつエコカーです。

エコな走りをするために生まれたインサイトは、モーターのアシストを受ける低燃費エンジンで燃費を稼ぎ、流線形のボディーラインで空気抵抗を抑えています。

この上更にエコを目指すのためには、運転の仕方次第という事になるのですがオーナーが手を加えることで更なるエコを目指す事ができる方法もあります。

そのひとつとして考えられるのが、空気抵抗の低減です。

ノーマルでも空気抵抗を抑えたボディーに作られていますが、これは究極の形ではなく、エアロパーツなどで武装しても限界があります。

そこで足回りからもエコを目指してみましょう。

方法はインサイトの車高を適度に落とす事です。

空気抵抗は前面投影面積に比例しており、車高を落とすことによってその前面投影面積を減らすことになり空気抵抗が減ります。

あわせて車高を落としてことにより最低地上高も低くなり路面のアンダーフロアの間に巻き込む乱流を少なくする事ができ、整流効果が向上します。

しかし、低ければ効くいほどよい訳ではなく、運動性能や乗り心地の事を考えた適度の車高を保ちたいところです。

車高を下げるにはサスペンションを交換しなければなりませんが、運動性能を上げるために車高を下げる訳ではなく、インサイトは運動性能を競う車ではないので車高調の様な高価なサスペンションキットは必要ないでしょう。

お勧めは、ダウンサスです。

ダウンサスは車高を落とすためのスプリングの事でノーマルダンパーに何の加工もなく取り付ける事ができるようにノーマルコイルスプリングと同じ形状をしたスプリングで、数センチから数十センチくらい車高を落とすことができます。

車高調の様にダンパーとスプリングを同時に交換する訳ではないので比較的作業も容易で価格も安い事がダウンサスのメリットです。

ダウンサスのバネレートも色々発売されているので好みの硬さのものを選ぶとよいでしょう。