フィット1.3AEGRコントローラーの取り付け

フィットには、排気ガス中のNOxを減らすことと排気温度を下げるためにEGRという機能がついています。

EGRとは排気再循環システムといい、シリンダーから排出されたはきガスの一部を再度サージタンクに内に引きこみ吸気と混ぜて最燃焼させる機能ですが、これは排ガス規制のあわせるために取り付けられているもので、本来であればまったく必要がないものなのです。

このEGRが搭載されているためにエンジン出力としてはマイナスに働いてしまい、加速が鈍さやレスポンスの悪化に繋がり走りを楽しむ事ができません。

おまけにこのEGRの制御があまりよくないためにエンジンが不安定になる事もあります。

それを克服するにはEGRの制御を最適化する必要がありそれを実現するのがEGRコントローラーです。

EGRコントローラーはフィットのECUのEGR信号を擬似信号に変更し、走りを犠牲にせずに且つ燃費の向上や排気ガスの清浄化を行います。

取り付けはECUの配線にEGRコントローラーから出ている配線を結線しますので、慎重な作業が必要になります。

これを取り付けた事により排気ガスがきれいになるという事ですが排気ガスに関するところに手を加えているだけで車検は通りませんので車検に出す場合は、取り外すかスイッチなどを取り付けて切り替えられるようにした方が良いでしょう。

フィットにEGRコントローラーを取り付けたらついでにEGRバルブも新品に交換した方が良いです。

特に初期型のフィットでは、劣化したEGRバルブが悪さをしてアイドリングの不調や突如のエンストなどの事例がたくさんあり、対策品が出ているようですのまだ交換していない方は交換する事をおすすめします。