セレナサスペンションの交換

C25型セレナは、5ナンバー枠いっぱいまで広げたボディーによる広い室内空間をもった車です。

全長、全幅はもちろんの事、全高いわゆる車体の高さも一般的なミニバンと比べると高くトールミニバンとかハイルーフミニバンとか言うジャンルに属する車なので室内の居住性は5ナンバー枠の収めたとは言えないくらい開放感があります。

しかし、背を高くしたために運動性能の悪化を招くことは明らかでそのへんがセレナを購入する人の頭を悩ませる一因にもなっています。

中には、今までスポーツタイプの車に乗っていたのに、なぜか結婚よりも先に急な出産（？）をむかえることになり、しょうがなくファミリーカーのミニバンに乗り換えなければならなくなる人もいるかと思います。

そのような場合は、やはり運動性能に目をつむる事は出来ずに買ったはいいが、やっぱり物足りないと思ってしまう事多いと思います。

特にハンドリングについては、スポーツカーの様な低重心設計はされていない背の高いセレナの重心はかなり高い所にあるので限界の低さやロールの大きさ、ロールスピードなどが一番がっかりする点ではないでしょうか。

ロールを抑えるだけであればスタビライザーで事はたりますが、ある程度は曲がれる車に仕上げるためにはサスペンションを交換して車高を落とすことによって重心を下げるといのがするのが一番効果があると思います。

車高を下げるためには、車高調整式サスペンション、通称車高調を取り付ければ簡単に車高を下げる事ができます。

セレナは、フロントにストラット、リアにトーションビーム式のサスペンションをもっているのでサスペンションキットの交換もそれほど難しくはありません。

セッティングについてはあまりベタベタに車高を下げるのもサスストロークの減少などからくる乗り心地の悪化を招くので程よい程度に下げるのがベストだと思います。