アクセラスポーツブレーキパッドの交換

アクセラスポーツには、現在主流となっているブレーキシステムのディスクブレーキが採用されています。

制動力の要となっているフロントブレーキには、放熱性の高いベンチレーテッドタイプのブレーキローターが取り付けられており、アクセラスポーツの安全運転に貢献しています。

ディスクブレーキは、ブレーキキャリパーに取り付けられたブレーキパッドで、ブレーキローターを挟んで制動力を得る構造になっており、ブレーキの性能の良し悪しに直接影響を及ぼすのがブレーキパッドの性能でしょう。

アクセラスポーツに取り付けられている純正のパッドはノンアスベスト系の素材を使ったものがついており、必要最低限の制動力と適正温度、耐久性をもっており、通常の使い方であれば特に不具合が無いように作られています。

しかし、純正独特のブレーキタッチとブレーキをかけた時のブレーキダストの多さにあまり好感が持てずにブレーキパッドを交換する車が増えています。

ブレーキメーカーのブレーキパッドは、純正同様のノンアスベスト系やメタル系の材質を使ったものがほとんどで、純正のものよりも効きが良くブレーキタッチも純正の初期制動を重視したものとは違い、踏めば踏んだだけ効くように味付けされ、コントロールがしやすいようになっています。

意外と知られていない事ですが、ブレーキダストが純正のものよりも少なく、ホイールの汚れが少なくなることも見逃せません。

実は、多くのアクセラスポーツオーナーは、ブレーキタッチやブレーキの効きよりもこのブレーキダストの減少を目的に交換する方が多いと聞きます。

もちろんそのような理由で交換しても耐フェード性が高く、コントローラブルなブレーキを手に入れる事ができるのは同じなので、「転ばぬ先の杖」という感じでの交換をするのもよいでしょう。