86ボンネットダンパー

86はカスタムすることで、楽しみがより広がります。

カスタムによって、公道はもちろん、サーキットでも気持ち良く走行できるようになります。

サーキット走行をするようなモータースポーツは、軽いほうが有利にはたらくことが多いです。

86の場合も同様です。

ですから、86のオーナーの多くは、軽量化のためのカスタマイズを行うことになります。

軽量化を考えるうえで、一番手を加えやすいパーツは、ボンネットです。

86のボンネットは、車体と数本のボルトで固定されているだけのシンプルなものです。

交換も簡単に行えます。

ボンネットをカーボン製のものに取り換えるだけで、10kg近くの軽量化を実現することもできます。

手軽にできて、大きな効果が得られます。

ボンネットを軽量化すると、重量が軽くなるため、サーキットで有利となります。

しかしボンネット軽量化のメリットはそれだけではなく、重量バランスが低重心になるという点も大きな魅力です。

低重心になると、より安定した走行が可能となります。　な

らば、とことんまでボンネットを軽量化してしまいたくなりますが、やりすぎるとステアリングの初期の応答性に影響してしまうので、注意が必要です。

応答性が遅くなるため、軽快な走りを実現しにくくなってしまいます。

ボンネットを軽量化する場合は、やみくもにパーツを交換していくのではなく、「ここまでのラインでいこう」という目標を立てて行うことが大切になってきます。