86ダウンサス

86はダウンサスのしがいがあるクルマです。

86は最低地上高を130mmまで落とすことができるからです。

これは、スポーツカーの中でももっとも低い数値の最低地上高です。

しかし、タウンユースとして利用する場合、保安基準を守る必要が生まれてきます。

保安基準では、最低地上高は90mmと定められてきます。

ですから、サーキットではなく、街乗り仕様で86に乗る場合は、ドレスアップ目的あるいは走行性能アップのためであっても、40mmの範囲にとどめなければいけません。

車高を下げる方法として、車高調やダウンサスの取り付けが挙げられます。

車高調とは、ショックアブソーバーとスプリングがセットになっています。

ですから、車高を簡単に調整し、設定することができます。

サーキットではとことんまで車高を落とし、街乗りではほどほどに、と調整するときに便利です。

ダウンサスで車高を調整する場合は、購入するダウンサスによって車高が決まってしまいます。

ダウンサスとは、スプリングのみを交換するものだからです。

しかし、ダウンサスは、車高調よりも科アックが安いため、コストを抑えて車高を落としたいときには便利です。

車高調は、86向けとしてTRDからも発売されていますが、かなり値が張ります。

ダウンサスを選べば、車高調の半額近くの値段で入手できます。

コスト削減という意味では大いに役立ってくれるパーツです。

また、初めて車高を落とす場合も、ダウンサスを利用したほうが良いかもしれません。