>> 86 |
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86には、運転手をその気にさせるサウンドクリエーターなる仕組みが取り付けられています。 サウンドクリエーターとはマツダのNCに取り付けられているインダクション・サウンド・エンハンサーと同じ構造のもので、吸気の流れに生じる脈動を増幅させたものを室内まで引いたパイプでとどろかせるというものです。 排気音においては厳しい制限はありますが吸気音に関して厳しい制限がない事を利用して吸気音を増幅してレーシーな気分させるという点では面白いのですが、昔流行ったターボ車ではないのに、タービンの音をエンジンルーム内のスピーカーから流してターボ車の気分を味わうものと同じですし、86は純粋なスポーツカーなのでそんなまやかしの吸気音は必要ありません。 作りものではなく本当の吸気音をとどろかせて初めてスポーツカーなのではないでしょうか。 それにエアフローセンサーからスロットル間のパイピングからサウンドクリエーターまでのパイピングが伸びているため吸気の抵抗を高めてしまっているのでこんな無駄な装備はすぐにでも取り外してエアクリーナーと共にパイピングごと交換してしまいましょう。 エアクリーナーは大気中の細かいごみなどをシリンダー内に送り込まないようにするものですが、大半は大きな吸気抵抗になっています。 これは86であろうとどんな車であろうと同じ事ですが、これを吸気抵抗の少ないフィルターで吸気抵抗の少ない形状のエアクリーナーに交換する事によってたくさんの空気を吸い込みパワーアップを図ろうとするものです。 但し、エンジンの吸排気というものは単純な空気の流れとは違いますので、吸気抵抗をなくしても排気の抵抗があってはあまり効果はありません。 86のエアクリーナーを交換して吸気効率を高めたら同時にマフラーなどをパイプ径の大きなものに交換しましょう。 |
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