>> フェアレディZ |
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ECUでコントロールされたVQ37VHRエンジンを積んだフェアレディZ。 最高速度300km/hを超える性能を持ちながら、それを抑えているのもECUの仕業です。 ECUが受け持つのは、エンジンコントロールやアクセルなどの操作系などいろいろな事を管理しています。 中でもフェアレディZのエンジンの性能を決めるといっても過言ではない空燃比と点火時期、CVTC(バルブタイミング)のセッティングは、排ガス規制や燃費などの影響で、かなりのデ・チューンになっています。 操作性で一番気になるのは、アクセルです。 万民(初心者からおじいちゃんまで)が安全に運転する為には、300馬力以上もあるエンジンの強烈なトルクを抑え込む必要があるのです。 そこで、アクセルを踏み始めた時は、あまりスロットルが開かない様にコントロールしていきなり飛び出してしまう事を防いでいます。 これらの封印を解除して本来のフェアレディZの姿にしようというのがチューニングECUの役目です。 チューニングECUに変えると、エンジンレスポンスの向上、自然なアクセルワークが出来るようになり、同時にスピードリミッターの解除、レブリミッターの変更なども出来るのでサーキットでも思い存分楽しめます。 数馬力のパワーアップも見込めますが、ブーストアップしたターボ車のような何十馬力ものパワーアップは望めません。 燃費も若干ながら悪化する事が多いようです。 フェアレディZのECUは、助手席グローブボックス奥にあるエアコンフィルターの左脇にあるのでコネクターを外せば簡単に取り外せます。 ショップに送って書き換えてもらう場合には、これに厳重な梱包をして送る事になります。 直接、ショップで書き込む場合は、外さなくてもODBポートからアクセスできます。 |
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