RX-8　イグニッションコイルの取り付け

最近の車の多くは、燃費向上などのためにダイレクトイグニッションシステム（電圧損失が多いプラグコードを介さずに直接プラグ一つ一つにイグニッションコイルがついている）を採用していますが、RX-8は、珍しくプラグコードを使ったイグニッションシステムを採用しています。

ロータリーエンジンという関係上そうなったのですが、これがトラブルのもとになっています。

RX-8でエンジンチェックランプがつくのは、イグニッションコイルによるものがほとんどだといわれます。

ロータリーエンジンの熱に耐えられなくなってイグニッションコイルが破損するというのがその理由なのですが、現在は対策品が出て数も減りつつあるようです。

しかし不安材料は残したくありません。

RX-8の純正品を再度取り付けてもいいのですが、どうせならもっと性能のよいものに変えるのも一つの手です。

スパークに使う電圧を上げ、回数を増やして点火エネルギーを上げるというものが売られていますので点火系を強化する事ができます。

RX-8は、2ローターの13B型エンジンですがプラグは4本、プラグコードも4本、イグニッションコイルも4つ付いています。

イグニッションコイルは、エアクリーナーとスロットルボディの間をつなぐ蛇腹ホースのすぐ下についています。

交換するには、これらを外す必要があります。

注意する点は、4本の配線コードと4本のプラグコードを取り外す事になるので、くれぐれも取り付ける位置を間違えない様にする事です。

取り外す前に、それぞれ分かりやすいように番号を振っておくのも手です。