駆動系～クラッチの強化をはかる

ロータリーエンジンに過給器を取り付けてパワーアップしたRX-8です。

その後、サスペンションもそれなりのポテンシャルアップを果たしました。

当然、走りの性能アップップに合わせて止まる性能、ブレーキ性能の強化も怠りありません。

加えて、RX-8のクラッチの強化などを図れば、スポーティドライビングにさらに磨きがかかりそうですね。

RX-8用の強化クラッチは多数リリースされているようですが、もっともポピュラーなのがマツダ・スピード製のクラッチディスク＆クラッチカバーでしょう。

クラッチカバーは圧着力を強化し、エンジンパワーを効率よく駆動輪に伝え、確実なクラッチワークを実現するためのパーツです。

なお、このふたつのパーツは、単独使用は不可能で、同時交換する必要があります。

クラッチカバーは３万3600円、クラッチディスクは２万6250円で、取り付けには別途工賃が必要です。

同時に、フライホイールを軽量な部品に交換して慣性重量を軽減すると、エンジン回転の上昇・降下が素早くなります。

いわゆる鋭いアクセルレスポンスが得られるわけです。

これもマツダ・スピードからリリースされているパーツがポピュラーです。

マツダ・スピード製らしくRX-8のエンジン特性に合わせて重量を最適化しているとのこと。

そのため、低回転域やアイドリング時に回転ムラをおこすこともなく、扱いやすい特性ながら、レスポンスは向上します。