>> インテグラタイプRチューニング |
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高回転まで気持ちよく回るVTECエンジンを搭載したインテグラタイプRは、街中よりも峠やサーキットなどで走る方が本来の魅力を実感できます。 インテグラタイプR自体もサーキット走行を前提にして作られているのでサスペンションのセッティングやボディーの軽量化など車の至る所に走りを極める為のアイディアが詰め込まれています。 中でも、トランスミッションは一般のものよりも2速から5速までがクロスレシオのギア比を持っており、高回転を多用するためにローギアード化されています。 この場合、峠やサーキット、ジムカーナなどにはちょうどよいのですが、かたや街中などでの普通の走行時や高速道路などでは、シフトチェンジを頻繁にしなければいけなかったり、巡航走行中の燃費の悪化や車内の騒音の原因になります。 インテグラタイプRで少しでも燃費を良くしようと何か手を打とうとするのであれば、このポイントは絶対に外せない所です。 ではどうすれば全体的にハイギアードになるのでしょうか? ミッションの全体的なギア比を決めているのが、ファイナルギアというギアの比率で決められています。 96specのギア比が4.4、98spec以降のギア比が4.785となっているので、これよりも少し高めのファイナルギアに交換すれば高速道路での巡航走行でも比較的燃費によい走りが出来るようになります。 98specの場合は社外品のファイナルギアでなくても、96specのファイナルギアを使用するという純正流用チューンが出来ます。 ファイナルギアは、FRなどリア駆動の車の場合は、リアデフの中のあり比較的簡単に交換する事が出来ますが、インテグラタイプRの様なFFの場合には、ミッションの一部に組み込まれているので、ミッションを降ろす必要性が出てきますのでそう簡単には交換する事が出来ません。 自動車整備に自信の無い方は、プロに任せる方が安心です。 |
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