>> 車種別Q&A No.8 |
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しばしばプリウスと比較されてしまうSAIですが、そのスタイリッシュな風貌でプリウスに負けず劣らずの人気を集めています。 そんなSAIの定期的なメンテナンスやカスタムなどでジャッキアップをすることがあると思います。 SAIのジャッキアップはジャッキさえあれば、誰でも簡単にできてしまいますが、ジャッキでSAIをただ持ち上げた状態での作業は非常に危険ですのでジャッキアップの方法とジャッキスタンドの掛け方は基本に忠実に作業したいものです。 ところで、SAIのジャッキアップを終えてジャッキを解除する時に「きしむような音」を聞いたことはありませんか? SAIのサスペンションは地面に垂直に取り付けてあるわけではないので、ジャッキアップしている時は伸びきった状態で通常の状態と比べてタイヤの角度がより広がっているのが原因になります。 この広がった角度のタイヤが、元の状態の角度に戻ろうとするときにこのきしむ音が鳴るのです。 厳密にいえば、ジャッキアップをして元に戻すとタイヤからサスペンションにかけて若干の歪みが発生していることになります。 通常では、このきしみ音が鳴っても故障やトラブルにつながるようなことはほとんどありませんが、気になるようでしたらジャッキアップ終了後(降ろした後)、数メートルでもSAIを走行させれば歪みが解消されて元のポジションに戻ります。 これと同じ理由により、ジャッキを解除する際にはできるだけゆっくりと下ろすこともSAIの足回りへの負担が少なくていいですね。 いずれにしても、安全第一で作業をしてください! |
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