どうしてマイナス端子を外すのか？

RX７をはじめほぼ全ての車両に装備されている基本的なパーツはバッテリーです。

RX７のバッテリーの交換やブースターケーブルでの他の車両との接続など、あまり難しいことを考えずに取り扱っている方が多いと思いますが、実は、RX７の部品の中で最も取扱いに気を付けなければならない部品の一つになります。

電装品などの説明書に「バッテリーのマイナス端子を外して作業してください」と書いてあるように、バッテリーの取り扱いの基本は"ショートさせない"ことですね。

また、なぜ「マイナス端子を外す」のか？これはRX７の車両のほとんどがマイナス端子になっているのと関係があり、プラス側から外そうとすると工具と車両とがショートする確率が高くなるというのが一つあります。

また、いったんバッテリーのマイナス端子を取り外してしまえば、プラス側の端子を外す時には電流が流れていないので、より安全にプラス端子の方も取り外すことが出来ます。

RX７のカスタムなどでしばしば登場するバッテリーですが、簡単なようで実は取扱いには慎重さが求められる所なのですね。

極端な例ですが、自分でバッテリーの交換をしようとして、取扱いを間違ってしまったために車両火災を起こしてしまった！なんて話も実際に起こっていることなのです。

RX７のメンテナンスやカスタムを安全に楽しむためには、全てにおいて基本が大切ということですね。