安全に楽しくカスタムするために
スズキのワゴンR(MH22S)は、年齢性別に関係なく幅広い層からの指示を受けているとても人気のあるクルマです。
ワゴンR(MH22S)のアフターパーツも豊富にそろっていますので、DIYでドレスアップや改造を行っている方も多いと思いますが、改めて自分で改造をするときの注意すべきことをまとめたいと思います。
まず最初にワゴンR(MH22S)の改造行為は、あくまでも自分の責任のもとでしなければなりません。
いざ、部品の取り外しや取り付けに失敗しても誰も責任を取ってくれませんので、しっかりと手順を理解してから実施するようにしましょう。
次に、ワゴンR(MH22S)に取り付ける部品によっては、新車保証などが効かなくなってしまう場合がありますので、改造する箇所や取り付ける部品の選択はよく考えてからするようにしましょう。
また、自分で自信のない作業をする場合には、詳しい人と一緒に作業をしてもらうか、しっかりと手順を教えてもらってからするようにしましょう。
次に、マフラーの改造などのようにジャッキアップを必要とする作業は、安全な場所と正しい方法でするようにして、事故が起きないように気を付けましょう。
さらに、この時にジャッキスタンド(リジットラック)を正しく使用することを忘れてはいけません。
最後にワゴンR(MH22S)のドレスアップや改造を楽しむのはとてもいいことですが、保安基準に適合しない部品を装着するような違法改造はしないようにしましょう。
DIYでの作業は楽しく節約もできますが、安全面や合法性などもしっかりと考慮した上で楽しみたいですね。
ワゴンRの改造(ホーン交換)
ホーン交換により、ワゴンRの改造を行います。
今回は「ボッシュ ラリーエボリューション」を使用します。
ワゴンRはボッシュのホーンを使用しているので、改造する際にもボッシュ製のホーンを選べば、間違いがありません。
まずはバッテリーのマイナス端子を外しましょう。
そしてグリルを外します。
グリル上部に4ヶ所のピンがありますから、マイナスドライバーで外します。
これで上に持ち上げると、三ヶ所あるツメも一緒に外れてくれます。
グリル上部を手前に引っ張ると、簡単に外れます。
これでホーンが見えます。
ワゴンRにもともとついていたホーンを取り外し、新しいものと取り替えます。
純正は1つなので、もう1ヶ所、ホーンを設置する場所を決める必要があります。
ラジエターのステーと一緒に共締めする人が多いようです。
グリルと干渉する場合、ステーを少し曲げるといいかもしれません。
続いて配線です。
ホーン取り付け用の配線キットを使うと、配線作業が楽になります。
エレクトロタップで分岐させ、配線します。
これで完了。
簡単ですね!
共締めしたほうのホーンのアースはエンジンから来ているアースと共締めします。
純正位置のアースは、ウォッシャータンクを固定しているナットと共締めします。
これで一度鳴らしてみましょう。
きちんと鳴るようなら、改造は成功です。
配線を束ねて、目立たない場所に収納しておきましょう。
あとはさっきとは逆の手順でグリルを装着すれば、ワゴンRの改造は完了です。