ワゴンRのドレスアップは、眼に見える部分だけで終わるものではありません.
パッと見えない部分でも車の印象を大きく左右する要素というのは多いものです.
パッと見えないが大きく印象を左右するカスタムポイント、それはマフラーです.
ワゴンRに標準で装備されているマフラーは、660ccという軽自動車の排気量に見合った大きさであり、性能も静粛性と燃費・パワーのバランスを重要視した設計となっています.
別の言い方をすれば、実用性重視のおとなしい設計だと言えます.
実用性だけを考えるならワゴンRのノーマルで困ることはまず無いのですが「車に乗っている」という実感につながる気持ちの良いエグゾーストノイズが欲しくなる部分もあります.
そこであえて消音性能を抑えたカスタム品などに交換することによって、心地良い低音の排気音が得られます.
また、排気音だけでなく見た目の点でもワゴンR標準のマフラーはおとなしすぎて面白みに欠ける面があります.
本来排気量とマフラーの太さは密接な関係がありますので、見える部分の排気管がぐっと太い物に変わると、軽トールワゴンのワゴンRが、あたかもスポーツチューンされた走り重視の車のように感じられるものです.
加えて標準のマフラーと排気管は鉄製で錆や腐食の問題も出て来やすいため、ステンレス製の防錆加工がされたタイプへ交換することは、そうした対策にもなります.
排気系周りはキチッと施工しないとエンジン挙動がおかしくなったり、排気ガスが流入したりしますので、パーツ持ち込みで業者に取付けを依頼するのが無難でしょう.
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