ＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇに参戦したＦＴ８６

２０１１年１１月１５日、開発中の段階ながら、ＦＴ８６がＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇに参戦しました。

ＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇはドイツのニュルブルクリンクで開催されたニュル耐久選手権です。

ＦＴ８６は、迷彩のカラーリングにコーティングでさっそうと現れました。

ＦＴ８６にとって、このＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇがレースデビューとなります。　

車体のカラーリングはレーシング仕様なものの、車体自体はほぼ市販モデルに近い形です。　

ＦＴ８６は、トヨタのワークスチームＧＡＺＯＯ　Ｒａｃｉｎｇとして参戦しました。

ドライバーは影山正彦選手、勝又義信選手、高木実選手の３人。

まだ開発段階ながら、見事な走りを見せてくれました。　

レースでは初出場で完走。

ＳＰ３クラスで４位、総合順位１９０台中１２５位と好成績を収めました。　

同車種は、近年の若者の車離れの流れをくいとめる力があるとして、たいへん注目されています。

トヨタ自動車と富士重工業の共同開発によるものだということも、注目の理由です。

同車種の製造は、富士重工業が担当します。

そして、富士重工業はこちらを最後にスポーツカー市場から撤退する予定です。　

スポーツカーながら、２００万円以下というお手ごろ価格で販売されているというのも大きな特徴です。

これまでスポーツカーに憧れを持っていたものの、なかなか手を出せないでいた人におすすめかもしれません。

オプションも充実しているため、自分好みに改造することも可能です。