>> FT-86 |
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FT86はスポーツカーにもかかわらずリーズナブルな価格になっています。 200万円を切る価格で販売される予定で、FT86よりも劣るスペックのスポーツカーでも、これまで200万円以上はしました。 これを考えると、コストを抑えつつスポーツカーを楽しみたいと思う若者の心を惹きつける要素はあります。 近年、スポーツカー離れの傾向が続いており、開発元のトヨタ自動車と富士重工業は、この新型車をスポーツカーブーム再熱の起爆剤としたい考えです。 今回200万円以下での販売が可能となっていますが、どのようにしてリーズナブルな価格を実現したのでしょうか。 それは、モータースポーツ用や改造用のベースモデルを設定したことにあります。 エンジンなど主要な機構は量販モデルと同等ながら、内外装の部品、足回りを強化するための部品は後付けを想定しています。 FT86の車体に、取り付けしやすいような工夫を組み込んでいます。 車体価格を抑えて、FT86の購入意欲を高めるとともに、モータースポーツへの参加をも促したい考えです。 FT86は、1983年に発売された「カローラレビン/スプリンタートレノ」がイメージです。 レビン/トレノは「ハチロク」のニックネームで若者を中心に親しまれていました。 現在でも、この小型スポーツカーに改造をして楽しむドライバーは多いです。 今回製造を担当する富士重工業は、同車種でスポーツカー市場から撤退する予定です。 威信をかけた最後のモデル、大いに期待できそうです。 |
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