FT-86コンセプト今から発注してとにかく早く手に入れたい人は……。

FT-86コンセプトの販売活動は事実上、2012年１月の第３週の週末からスタートしています。

そのなかから、トヨタ86のオプション価格の一部が判明しました。

トヨタ86Gグレードに適用されるおもなメーカーオプションは以下のとおりです。

本革巻ステアリングホイール／シフトレバーノブ／パーキングブレーキレバーのセットopが1万9950円、６速MT車のトルセンLSDが3万1500円、ディスチャージヘッドランプ＋LEDポジションランプ＋コンライトのセットopが8万7150円、スポーツアルミペダルが6MTに1万2600円、ATに9450円となっています。

いずれもGTグレード以上には標準装備されるアイテムです。

この情報は販売予約解禁と同時に通達されましたが、昨年の11月末、東京モーターショーで実車が展示される前に販売スタッフのために詳細な販売マニュアルが配布されています。

つまり、東京モーターショーで詳細に見て、研究してきた顧客にキチンと説明できるだけの材料を販売現場に流していたのです。

こうした情報伝達および情報共有の事例は過去にあまり例がありません。

販売現場のスタッフにはあまり情報が伝わらず、プレス関係者や生産現場関係者の情報が圧倒的に早く正確だったりすることが多いのです。

確かに今回も最終生産車両と同じレベルの車両に触れたことができたのは、販売現場のスタッフではありません。

一部の開発スタッフと実験部スタッフの承認を得た車両が、広報を通じてジャーナリストや専門媒体に紹介されたにすぎません。

ただ、それよりも詳細な情報が販売（ディーラーレベル）の現場で共有されていたのが、今回のFT-86コンセプトの特徴だと思います。

とにかくFT-86が欲しいのなら、ディーラーで在庫になっている（キャンセルになった）GT系のモデル（あればですが）を購入することでしょうか？在庫車で仮に値引きがあったりすればラッキーです。

半年～１年後ぐらいにカスタマイズグレードを購入するときに高値で売ってしまいましょう（笑）。

でも、以外に気に入ってそのまま所有することになるかもしれませんね。