FT-86コンセプトのベースグレードを弄り倒す

FT-86のカスタマイズグレード、トヨタ86RCとスバルBRZ RAを購入して徹底的に弄り倒すにはどこから手を入れますか。

まず、タイヤ＆ホイールですか？　当然インチアップを前提とした交換となるでしょうが、将来ブレーキローターなどの強化を含めた改造を予定しているのなら、一気に18インチまで２インチアップ、可能であれば19インチまでインチアップを図っておいた方がいいでしょう。

将来、16～17インチクラスのディスクローターや大型キャリパーが装着できる余裕をホイール側に持たせておくことは大切です。

すでに、TRDから18インチホイール対応のブレーキシステムが発表されていて、今後はさらに高性能なブレーキキットがサードパーティからリリースされるのは間違いありません。

同時に検討しなければならないのがサスペンションのリニューアルです。

街乗りを考えて車高調整機能が付いたサスペンションがいいのか、サーキットやジムカーナ、ラリーなど、参加するモータースポーツに特化した足に改造するのか、目的をはっきりさせてサスペンションの構築に臨みましょう。

このあたりのサスペンションやブレーキの改変・改造には、FT-86全体を理解して熱心に研究している専門店を見つけることも大切になってきます。

できれば、ショップが専用のFT-86を購入していて、FT-86のデモカーを製作しているようなショップが理想ですね。

このようなショップならどんなモータースポーツに参加するのか、ユーザーの好みに応じたLSDを探してくれるはずです。

VDCなどへの対処は発表後の対策で問題ないでしょう。